症例研究会160926
膝関節の変形によるADL低下・歩行困難が改善した症例
平成28年9月26日
- 症例
- 82歳 女性 無職
- 主訴
- ADL低下・歩行困難
- 病名・症状
- 左変形性膝関節症 右結核性膝関節炎後遺症 変形性脊椎症
- 目標
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・ADL向上・歩行能力の向上
・柵使用での起き上がり動作獲得の為、体幹筋力強化・生理的運動パターンに沿った起き上がり動作訓練をなった。
・端座位獲得の為、股関節の屈曲可動域訓練と座位保持訓練を行った。
・立ち上がり動作獲得の為、股関節の屈曲可動域訓練、生理的運動パターンに沿った、L字バーを使用した立ち上がり訓練を行った。
・トイレ排泄獲得の為、立位保持訓練を行いズボンの上げ下げ動作の獲得を図った。
・歩行動作獲得の為、手すり使用・シルバーカー使用での歩行訓練を行った。
結果
・柵を使用した起き上がり動作可能になった。
・端座位・立ち上がり・立位保持が可能になり、オムツ排泄であったが、一人でトイレ排泄が可能になった。
・シルバーカーを使用して見守り介助で100m可能になった。しかし、一人では不安であり、日常生活では車椅子を使用して移動している。